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ブルーピリオド実写映画を見てきました。
芸大の試験会場を映画館で見る機会はあまりないのでは? ※あれは絵画科の試験です
漫画の内容をどうしても圧縮しなければいけないのが映画化のもどかしいところですね。
原作の細かな1人1人の葛藤や家庭との関係性など、美大受験生のリアルさを描き出していた部分が、少しあっさりした印象です。その台詞が出てくる背景には、漫画ではああいうことがあって...!という。
それでも、美大受験というマイナーな世界を、見やすく一つの映画にまとめてあったと思います。
心に響く言葉も、しっかり聞かせてくれます。
印象的なシーンがあるので映画として作り上げたいのも分かる反面、受験をテーマにした漫画のドラマ化を見ていて、ブルーピリオドもじっくりドラマにしても良かったかもと思ったり。
現代美術家の会田誠さんが出演していましたね。芸大編の続編はあるのでしょうか。あるとしたらキャスティングはどうなるのでしょうか。笑
最後に、映画のストーリーの中だけではないと伝えたいことを1つ。
たくさん考えて、たくさん描いて、そういう地道な努力の積み重ねをしてきた人のところに、「偶然、鏡が割れた」「裸について話したばかりだった」みたいな、まるで映画のような「運」もやってきます。合格が運命のようにつながる。これは実際にあることです。
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