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ブルーピリオド 3巻11話 [著者 山口つばさ]
絵を描いているのだから楽しく受験できていいね、なんてことは絶対ないのですが、八虎のお母さんは悪気なしに「でも好きなことだから頑張れるんじゃない?」と言ってしまいます。絵を描く辛さや困難さが理解されず、「楽しい」「好き」や「才能」といった言葉で片付けられるのは、一生懸命努力している方としては傷つきます。
絵は楽・絵は才能、といった誤解は無くしましょう。絵も努力あるのみです。ブルーピリオドは、こういう美術への誤解を無くしてくれる漫画でもありますね。(そういえば八虎も最初、森先輩にやんわり注意されてました)
絵を1枚、本気で仕上げることの裏には、沢山の涙や苦しさがあることを知ってください。そして、その壁を乗り越えて良い絵を1枚描くことができた時、本当の「美術の楽しさ」に出会うことができるのです。
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