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絵画イーゼル
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ダヴィンチも早朝の渋谷は青く見える?

世田谷美術學院

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ブルーピリオド 1巻1話 [著者 山口つばさ]

ブルーピリオドの印象的な場面といえば「青い渋谷」の景色。ここから物語が始まるとも言えますよね。


どのように世界が見えるかを表現する。

かの有名なレオナルド・ダヴィンチも「世界は青く見える!」と描きました。『空気遠近法』といって、遠くのものほど青くなっていくという表現を絵画にしたのです(今では当たり前かもしれませんが、その当たり前をダヴィンチが初めてやった)。『空気遠近法』は遠くにいくほど大気の色に近づくともいえます。


光には虹の7色が混ざっていて、空が青いのは大気中の分子が光の中の青色を沢山分散させて青くなっています。なので空気遠近法の大気の色に近づく=青くなっていく、は科学を絵画表現にしているともいえそうですね。


早朝の青い渋谷という表現には八虎の感じている空気感や心情が反映されている素敵な表現です。

同じように青く描かれた絵でも、ダヴィンチのように科学的な解釈が含まれていることもあります。


絵の向こう側にある、作者のストーリーを知ることも鑑賞の醍醐味ですね!



この夏、早起きしてあなただけの青い景色を探しに行くのもいいかも?

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